肥満がそのまま病気というわけではありませんが、生活習慣病をはじめとした
さまざまな病気の原因となるものですから注意が必要です。
肥満は、からだの中で脂肪組織の割合が通常より多過ぎる状態です。肥満がそのまま病気というわけではありませんが、生活習慣病をはじめとしたさまざまな病気の原因となるものですから注意が必要です。肥満には、「内臓脂肪型肥満」「皮下脂肪型肥満」の2つのタイプがありますが、特に注意が必要とされるのが、内臓に脂肪がつく「内臓脂肪型肥満」の方です。生活習慣病との関連が深いので、このタイプの傾向が見られる方は、生活習慣見直すなどしてみるといいと思います。(お腹が出ているのに手でつまめる分が少ないと内臓脂肪型の傾向が考えられます)
通常の生活で、肥満をもたらすは、食事の仕方と関係が深いです。毎日の食事からエネルギーを摂取していますが、その摂取によるエネルギー量が、日常生活で消費するエネルギー量よりも大きくなると、体内の脂肪細胞に貯えられることになります。このエネルギーが過剰である生活をつづけていると、肥満になるわけです。肥満は遺伝や体質的な要因もありますが、ほとんどの場合、食べ過ぎと運動不足などの生活習慣がその原因となっています。
肥満の問題点としては、肥満度が高いほど、病気が合併しやすく、その結果死亡率も高くなるという事です。肥満が原因とされる病気には、糖尿病、高血圧、高脂血症、またこれらが起因となる動脈硬化、それから高尿酸血症、脂肪肝など実にさまざまです。肥満度が高い方は、普通の人とくらべて、糖尿病だと約5倍、高血圧症が約3.5倍、心疾患では約2倍もかかりやすいという傾向がみられます。
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肥満度を知るための指標となるものにBMIがあります。
また、家庭にも普及してきている体脂肪計を使用する方法があります。
【BMI指数】
肥満度の判定方法の一つにBMI(ボディ・マス・インデックス)指数での評価があります。これは次の式で求められます。
BMI=体重(kg)/身長(m)/身長(m)
BMI指数の標準値は22.0です。
これは統計的にみていちばん病気にかかりにくい体型で、標準から離れるほど有病率は高くなります。
また、体脂肪率とも相関しています。
BMI指数の目安
18.5未満 痩せている
18.5〜25未満 標準
25〜30未満 肥満
30以上 高度肥満
【体脂肪率】
また肥満の目安として、体脂肪率があげられます。
体脂肪率は体全体における脂肪の割合を求めるものですが、最近は家庭でも手軽に測定できる体脂肪計というのが普及してきています。
体脂肪計というのは脂肪と体のほかの組織とでインピーダンス(電気抵抗)が異なることを利用して脂肪の占める割合を求める仕組みになっています。
肥満の度合いを測定する方法としては、BMIよりは体脂肪率の方がより正確な値を期待できます。
体重が多いからといって、肥満とは限りませんし、逆に体重は平均的なのに肥満である場合もあります(かくれ肥満といわれるもの)。かくれ肥満とは、体重は標準にもかかわらず,体脂肪(身体の中に蓄えられている脂肪のこと)が標準値を超えていることをいいます。
体脂肪率は男性で25%,女性で30%を超えると肥満と判定され,ダイエットが必要となります。
体脂肪率は、時間帯や測定機器によっても変化します。
−−測定するときの注意−−
◆同じ時間帯で測定するようにする。
◆測定するのを食事の前か後か一定にする。
◆同じ体脂肪計で計ること。
測定機器には、体重計タイプの台に乗って計るものと、手に持って計るものがありますが、同種類のもので比較しないと
測定値がことなりますから注意してください。
(同じタイプでも機種による誤差で異なる結果になります)
生活習慣を見直すだけでも、肥満の予防はできます。
というよりも、それが基本であり、ベストの肥満対策となります。
【食事の習慣】
◆朝食はしっかり食べる。(3食きちんと食事をとる)
◆間食は控える。間食は規則正しい食事習慣を乱します。
◆夕食は寝る前の3時間くらい前までにすませること。
もちろん夜食を食べたのでは意味がありません。
◆アルコールを飲む方で、お酒と一緒に食べ過ぎる傾向がある方は注意しましょう。
◆規則正しく食事する。(3食きちんと食事をとる)
◆砂糖を含む食品や飲料は控える。
【適度な運動と生活リズム】
◆適度な運動習慣を身につける。(歩くだけでも違います)
◆休日はごろ寝をしないで、適度に動きましょう。
◆睡眠不足、夜更かしはやめる。(決まった就寝時間)
◆生活のリズムを大切にする。(肥満以外でも大切)
◆過労やストレスの解消に食べ過ぎる人は注意しましょう。
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